「経営者保証」はどう変わるか? ~中小向け融資 金融機関に説明義務~
いままで銀行や信用金庫など金融機関から融資を受けるとき、社長が保証人になること、いわゆる「経営者保証」は、当然のことでした。 後継者に代替わりしても、先代は引き続き保証人のまま。 いつまでたっても、引退した気分にならず、気が休まりません。...
View Article「ゼロゼロ融資」借換制度を使って会社を立て直す!
今、国会で審議されている補正予算に、「ゼロゼロ融資」借換制度が盛り込まれるようです。 民間、政府系ともにすでに終了した「ゼロゼロ融資」。 政府保証がついており貸し倒れリスクが少ないため、銀行や信用金庫など民間金融機関は、当時積極的に推進しました。 あなたの会社も、「ゼロゼロ融資」を受けたかもしれません。 その「ゼロゼロ融資」の借換制度。補正予算成立後、開始されるようです。...
View Articleゾンビ企業から脱却せよ!
今年、耳にする機会が増えたのが、「ゾンビ企業」という言葉です。 造語のようですが、実はこの言葉、63か国・地域の中央銀行が加盟する「国際決済銀行(BIS)」が、貸出先のリスクを算定する言葉として、実際に使っているのです。 今日は、自社は「ゾンビ企業」に該当しないのか、もしそうなら「ゾンビ企業」から脱却するにはどうすればいいのか、一緒に考えてみたいと思います。...
View Article九州初進出!「財務戦略セミナー」【大分県:佐伯商工会議所主催】第4弾の登壇決定しました
昨年、岡山県商工会連合会(内容はこちら)、西条商工会議所(愛媛:内容はこちら)、徳島商工会議所(経営指導員向け)にて合計3回開催しました、「財務戦略セミナー」。 第4弾が大分県の佐伯商工会議所主催(令和5年2月1日)で決定しました。 お声がけいただき、ありがとうございます!どんな出会いがあるのでしょうか。楽しみです。 今年は愛媛から全国へ、積極的につながりを広げていきたいと思います。...
View Article銀行融資と担保、バランスの見方
会社が銀行と融資取引をしていると、担保は切っても切り離せないものと言えます。 もし、「うちは完全に無担保融資だから」、、、。 あなたの会社は、銀行が融資提案に行列をなす優良会社か、 または、無担保だと勘違いしているか。 今日はそんな担保について、経営者が知っておきたい考え方について、お話しします。 担保は大きく2種類 担保物件には、色々あります。...
View Article経営者保証を求めない地銀はどこか ~先行する14の地銀と融資慣行変化に対する経営者の心構え~
このコラムでは何回か、4月から銀行融資の経営者保証取り組みが変わる、とお伝えしました。 経済産業省や監督省庁である「金融庁」が、融資慣行の見直しを、地銀に対して求めているのです。 【参考記事】4月から変わる経営者保証~何が変わりどう準備すべきか~ 早速動きが出ているようです。 どの地銀がどう動いているのか? それに対して、経営者はどう動けばよいのか? 一緒に考えてみたいと思います。...
View Article銀行が「融資繰り上げ返済」を嫌がるのはなぜか?
銀行に「法人融資繰り上げ返済」を申し出て、渋い顔をされた経験はありませんか? 銀行は、「融資繰り上げ返済」をとても嫌がります。 一方経営者は、「貸したお金が無事返ってくるのだから、銀行にとって悪い話ではないだろう」と考えます。 私も銀行員時代、繰り上げ返済を申し出た経営者に、そのように言われたことがあります。 なぜそんなに嫌なのか? 一緒に見ていきましょう。 繰り上げ返済とは何か...
View Article本部を説得できる銀行支店長、できない支店長
銀行に新事業展開に関する融資を相談したら、支店長は前向きに検討してくれそうです。 安心していると後日、「あの話、少し難しそうです」。 ガーン。期待していただけに。 何が起こったのでしょう? それでは、一緒に見ていきましょう。 本部に反対された 考えられるのは、本部に反対された可能性です。 銀行融資は、稟議制を取っています。 支店長の権限を越える融資は、本店審査部の了承を得る必要があります。...
View Article銀行が救う会社、見捨てる会社 ~融資先選別時代に備える~
【この記事で分かること】 ・ 銀行が救う会社の条件 ・ 銀行が見捨てる会社の条件 ・ 銀行に見捨てられないため社長はどう備えるか 【この記事のポイント】 ・ 銀行が救う会社は、再建見込があり、担保不足のプロパー融資が多額にあり、会社に再建意欲がある、会社である。 ・ 銀行が見捨てる会社は、顧客流出により再建可能性が低い、再建計画の達成状況が悪い、粉飾や税金滞納が発覚した、会社である。 ・...
View Article融資金利、利上げはあるのか?~利上げに備え社長がしておくこと~
メディア等で、長期金利(10年物の国債利回り)が上昇している、と報道されています。 一時0.755%まで上昇して、これは10年ぶりの高い水準だそうです。 身近なところで、住宅ローンの新規実行金利も上がり傾向です。 では、法人向けの融資金利は、今後どうなるのでしょう? 銀行はどう動き、社長はどう備えておくべきでしょう? 予測してみます。 融資金利は調達金利で決まっている...
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